松前町の紹介

松前町(まさきちょう)は四国の愛媛県で一番狭い町ですが、人口は愛媛県の町の中では一番多く人口密度は県内で一番です。

西は瀬戸内海に面し、北は重信川を境に松山市。東は砥部町、南は伊予市に接しており山の無い平地の町です。

町内には重信川の伏流水が湧き出る泉がたくさんあり三つの親水公園が整備されるなど、水の恵み豊かな町です。さらに中四国最大級のショッピングモール「エミフル」と炭素繊維を生産する世界の「東レ」愛媛工場があります。

また、松前町の裸麦の生産が全国でもトップクラスです。さらに小魚の珍味生産が有名です。

交通の便が良く各地からのアクセスも簡単です。

北海道の松前町(まつまえちょう)と姉妹都市提携を結んでいます。

歴史的には西暦1595年に淡路島 志知城主だつた加藤嘉明が一万五千石から6万石の大名に栄転し築城した松前城(まさきじょう)があり、ここからは1597年には豊臣秀吉の命により約2400人の兵を朝鮮に送りました。

1600年の関ヶ原で東軍(徳川軍)に味方して功績を挙げ二十万石になり松山に移築したのが現在の松山城です。

また、江戸末期の享保大飢饉のとき自らを犠牲にして麦の種を残し大勢の人を救った義農作兵衛も有名で義農神社に祀られています。

 

松前城跡

義農作兵衛像